【こまき視覚障がい者の会】
コロナ禍の今だけれど、トモコの体験談を紹介します。
9月のある日の実践教室のことを少し。

豊田市のZ小学校の3年2組のちびっ子たち33人にお話することができました。
事前にいろいろ質問を考えてくれてたようで、たくさん手をあげて質問してくれました。

白杖のことを知らなかったみたいで、
「その棒はなんですか?」
って聞かれましたよ。
白杖の写真
これはね、白杖っていって目の見えない人がうんたらかんたら…でね、英語では「ホワイトケーン」っていうんだよ。
暗いところで光をあてると光るからライトセイバーごっこができるんだよぉ。光る剣みたいでかっこいいでしょ。
っていったら納得してくれたのかかっこいい!って思ってくれたのか、その後はみんな、
「ホワイトケーンは折れたらどうするんですか?」
「ホワイトケーンはどうやって持つんですか?」
「ホワイトケーンは…」「ホワイトケーンは…」
ってみんな連呼しだして。
なので、ホワイトケーンは折りたためるし、みんな予備をもってるよって教えてあげて、
実際に折りたたんでみせたら「おおおぉ!」ってどよめきがおこった(笑)
白杖を折りたたんだくらいでこんなにくいついてきてくれるなんてちびっ子はかわいいですね。

あとは、「おトイレってどうするの?」
「お料理はどうやってやるの?」
「道路はどうやって歩くの?」
とかとか。

おトイレの位置やペーパーの場所を手で確かめてから普通にするよ。
包丁 つかって材料切るよ。
車の音で信号機の赤青を判断するよ。
などなど答えてきました。

あとはiPhone。画面を暗くしても音声であやつれるんだぜ〜ってやってみせたら、
画面がなくても操作できることに感動してくれた。
音声の速度が早すぎて何いってんだかわかんないっていうのは言われたなぁ。
音声スピードを50に落としといたんだけど〜
聞き慣れないと聞き取りづらいんだろうね。

あっ、もちろん点字もやりましたよ。
点字の歴史をさらっと伝えたらこちらも驚いてくれた。
フランスの軍事暗号でっていうやつ。
時間が足りなくて名前しかかけんかったけど、楽しそうにやってくれてたみたいでよかったです。

来週も入っている福祉実践教室、頑張ってきます!(文:トモコ)
と言う、トモコの報告でした。

こんな楽しい実践教室いいですね〜私たちもやってみたいです。